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MMSについてその他のこと


二酸化塩素のEPA調査

二酸化塩素(MMS)は人体に害はなく87%は塩化物であり、私たちが必要とする血液の中でも最も重要な電解質の一つです。二酸化塩素によって癌が引き起こされるという結果はどこにもありません。二酸化塩素を飲むことにより、バイオフィルムを取り除けます。二酸化塩素は人間や動物にとっては無害でも、ウイルスや細菌や真菌にとっては脅威です。

二酸化塩素がインフルエンザウイルスを殺すことも確認されています。インフルエンザウイルスA型のエアロゾルによって誘発されたマウスの感染では、低濃度の二酸化塩素ガスで感染が阻止されました。ここでは、二酸化塩素によるインフルエンザウイルスの不活化が酸化によるものであると明確に示しています。そして、二酸化塩素は麻疹ウイルス、ヘルペスを含む多くのウイルスを殺すことが証明されています。

https://cfpub.epa.gov/ncea/iris/iris_documents/documents/toxreviews/0496tr.pdf


酸化力

二酸化塩素 0.95 次亜塩素酸塩 1.49
オゾン 2.07 塩素 1.36
過酸化水素 1.78 酸素 1.23
ヒドロキシルラジカル 2.80    

酸化力の強さは酸化電位で表しますが、↑からもわかるように、二酸化塩素は0.95です。

私たちのカラダは1.28から1.30位なので、害がないことがわかります。ですが病原体を殺すには十分です。ヒトに害がなく、病原体には効くというのが重要なポイントです。

 


ハート議員事務所ビル

2001年に起こった事件の時に、このビルの炭疽菌除去に二酸化塩素(MMS)は使われています。

 


二酸化塩素(MMS)と残留農薬の除去

二酸化塩素水溶液中で、新鮮なレタスに残留しているホレートダイアジノンが除去されるかどうかの調査が行われた結果、1リットルの水道水に20mgの二酸化塩素を加えたところ、ただの水道水と比べて、ホレートとダイアジノンの除去が激的に改善されたことが証明されました(p < 0.05)。この実験では、水道水に二酸化塩素を加えると、二酸化塩素を含まない水道水に比べ、ホレートとダイアジノンの除去率がそれぞれ40~80%と10~20%へと上がり、二酸化塩素がこれらの農薬を分解することができるとわかりました。ホレートとダイアジノンの農薬除去率には、二酸化塩素の濃度、pH値、時間、農薬の濃度や種類が影響してきます。この農薬を分解する率は、二酸化塩素濃度と時間も関係あります。ホレートとダイアジノン、両方の農薬の最小除去率はpH4.6の水溶液中で得られました。レタスに付着している農薬の濃度が低いほど、より高い分解速度が得られます。

(※ホレートの方が、ダイアジノンよりも速く分解される)

 


活性化させたMMSと活性化させていないMMS

亜塩素酸ナトリウム量の約70%が亜塩素酸塩を形成します。このことから、0.70をかけることによって亜塩素酸ナトリウムの量を測定し、これから私達の体の中に入る亜塩素酸塩の量を測定できます。これは活性化させた亜塩素酸ナトリウム、活性化させていない亜塩素酸ナトリウムの両方に適用できます。活性化していない亜塩素酸ナトリウムは、phが消化管の中で変わることによって活性化されます。活性化のプロセスは様々で、phや液体の量で変わってきます。一度活性化された亜塩素酸ナトリウムは、ほとんど活性化が起こらないという点で扱いやすいです。活性化の間に形成された亜塩素酸は、その過程で二酸化塩素を放出するだけです。ラットを使った実験では、亜塩素酸の一日摂取許容量は2.9mgでした(動物を対象とした毒物学的研究では、溶血ストレスが現れ始める亜塩素酸塩の濃度は250ppmでした)。22.4%溶液は224mgの亜塩素酸ナトリウム/ mlを有するので(2滴0.133 ml)、人の場合は約30mgの亜塩素酸ナトリウムになり、これにより約21mgの亜塩素酸塩が得られます。もしも150ppmの利用可能な二酸化塩素があったとして、それが体の中に入り胃酸のような強い酸と接触したとすると、この利用可能な二酸化塩素がすぐに放出されます。これは吐き気等の症状がでるのに、十分だと言えます。ラットの場合は飲料水に亜塩素酸ナトリウムを加え、それを一日中飲みました。もしもラットが1回でその量を飲んでいたら、吐き気が起こっていたかもしれません。利用可能な遊離二酸化塩素の濃度は、二酸化塩素の有効性(効果)を決定する上で重要であり、悪影響(吐き気等)を回避するのに重要になってきます。1日に摂取する亜塩素酸ナトリウムの総量は多少の影響があるかもしれませんが、これは十分に研究されていないため、実際にはわかりません。

 


活性化された2滴と5滴のMMSの比較

125mlの水に15滴が1mlだと考えて2滴約0.133ml、約143ppmの二酸化塩素が得られます。phは約7にしか下げられていないので、ほとんどが遊離二酸化塩素として放出されます。この溶液が消費されると、利用可能な二酸化塩素が胃の中で遊離二酸化塩素として放出されます。5滴はおよそ0.333ml、125mlの水ではおよそ358ppmの二酸化塩素が得られます。ここでは活性化について考える必要があります。クエン酸を加え、活性化に少し時間を与えることにより、溶液のpHを低下させます。こうすることにより、利用可能な二酸化塩素の約20%が遊離二酸化塩素として放出されます。これにより、残った利用可能な二酸化塩素が亜塩素酸溶液中にある、約72PPMの遊離二酸化塩素が得られます。遊離二酸化塩素が全部なくなると、亜塩素酸が分解して更に遊離二酸化塩素が放出されます。2滴のMMS溶液を摂取すると、胃酸と混ざり完全に活性化されます。これにより、利用可能な二酸化塩素143ppmのすべてが遊離二酸化塩素として放出されます。対照的に、亜塩素酸溶液は胃酸の影響をあまり受けず、72 ppmの遊離二酸化塩素があるだけです。

 


酸性化されていない亜塩素酸ナトリウム(MMS)

医療用の特許に、自己免疫疾患と慢性感染症、肝炎およびリンパ腫、カンジタやその他の真菌によって生産された、アセトアルデヒドの神経毒性作用を中和するための治療に使う、経口、局所的、静脈注射に安定化亜塩素酸ナトリウムの使い方があります。これらの使用時、亜塩素酸ナトリウム水溶液は酸性化しません。これは、腎臓や膀胱の感染症にも適しています。自己免疫疾患の主な有益な効果は、亜塩素酸ナトリウムが自己免疫疾患の根本的原因だけではなく、癌の根本的原因になっている多形性微生物をコントロールすることによるものと考えられています。その為、短期間の間酸と活性化させたMMSを使った後は、自己免疫疾患同様に癌も亜塩素酸ナトリウムで治療できます。これは、酸と活性化したMMSの長期間の使用よりも、体内の抗酸化物質へのダメージがずっと軽減され、吐き気もかなり減少します。平均的な摂取量ですが、1日に1回夕食前か寝る前に5~10滴を飲み物の中に入れて飲みます。こうすれば、MMSの効力を妨げることなく夕方の3時か4時頃までビタミンCや抗酸化物質の摂取ができます。しかしながら、酸と活性化していない亜塩素酸ナトリウムは酸と活性化させたものと同じように、体細胞の中のグルタチオンと反応して還元します。したがって、限られた期間だけ使用して下さい。例)一週間おきに一週間使用、6~10週間と期限を儲ける。または週に5日、3~5週間使用して下さい。試用期間中は、オリーブリーブエキスやルゴール液のような抗菌剤を多様使用して下さい。

 

酸化剤と酸化防止剤

吐き気以外にも、MMS療法の副作用として炎症が起こることがあります。この副作用を理解する為に、炎症の働きと酸化剤と酸化防止剤の役割を知っておく必要があります。炎症は血液や栄養の供給を増やし、免疫系が機能し、傷ついた器官や組織が治癒するために不可欠です。もしも免疫系が、侵入してくる微生物や病的な体細胞を排除するのに十分ではない場合、もともと治癒している炎症は慢性炎症になり、これが現在の慢性疾患の症状となります。酸化剤は微生物を完全に殺し、免疫システムにもっと力を与えることによって免疫系をサポートします。これにより、二酸化塩素のような強力な酸化剤を使用すると炎症が増加します。MMSで治療中に、一時的な炎症を含む様々な治癒反応が発現する可能性があります。これは長い目で見たら、短期間の間不快であったとしても、治癒にとってはとても有益となります。これをヒーリングクライシスとかヒーリングリアクション(好転反応)と言います。

 

このプロセスの逆、炎症の抑制は、自己免疫疾患の治療において、抗炎症性ステロイドを使用した従来の医療で見ることができます。そのような疾患は、自然療法を使えば数週間か数ヶ月で治りますが、ステロイド剤を同時に使用した場合、治るのが更に難しくなります。この場合、炎症をもたらした免疫活性の増加は、ステロイド剤によって抑制されます。抗酸化物質は、酸化剤とは逆の役割をします。抗酸化物質は、私達の体細胞や機能が酸化されるのを防ぎます。もしも酸化剤の摂取量を増やしたとすると、抗酸化剤の摂取量も増やす必要があります。そうでなければ、組織の刺激による不必要な炎症が起こります。その一例が、高用量のMMSの摂取によって起こる視力の低下です。抗酸化物質の欠乏は、慢性疾患と高齢の人によく見られます。MMSの高摂取や長期の使用は、この状況を悪化させます。よって、MMSを使用する場合は、抗酸化物質の摂取量を増やすことはとても重要です。酸化剤と抗酸化物質はお互いを中和するので、それぞれをきちんと分けて摂取しなければなりません。例えば朝食後にMMSを飲み、午後から夕方にかけて抗酸化物質を摂取。ビタミンCなどのサプリメントだけでなく、抗酸化物質の多い食品、例えばターメリックや緑茶やモリンガ等からの摂取でも大丈夫です。MMSはとくにビタミンCに反応するので、酸化に敏感な心臓や脳や眼を守るために、高用量のMMSの使用時には、1グラム以上のビタミンC(抗酸化物質)の摂取をおすすめします。

 


亜塩素酸ナトリウムの過剰摂取

小さじスプーン半分以上の量のMMSを摂取した人は、すぐにできるだけ多くの水を飲んで下さい。その水に小さじ半分の重曹とアスコルビン酸ナトリウムを加えたほうがベストです。多量の水を飲んだ後、嘔吐を誘発することもあります。高用量のMMS摂取が危険なのは、嘔吐や下痢による脱水症状から起こる低血圧と低血糖です。もしも起こってしまった場合、高用量のビタミンCを飲み、砂糖と水を入れた水を多く飲んで下さい。G6PD欠損症の人、溶血性貧血傾向のある酵素欠損症の人は、MMSやその他の酸化剤は避けるべきです。

※MMSスプレー用に用意していたMMS30滴とクエン酸30滴を活性化させたコップにジュースを注ぎ、間違って飲んでしまったことがあります。さすがに活性化されたこの量のMMSを飲めば、すぐに危険を感じました。高容量のビタミンCをいつも置いているので、すぐにそれを飲み、事なきを得たことがあります。スプレー用と飲用を同時に作るのは、絶対にやめた方がいいです。間違ってスプレー用の方を飲んでしまうかもしれません。

 

参照

Latest bibliographic data on file with the International Bureau  

Final Assessment Report (8 October 2003)

 


二酸化塩素(MMS)による大腸菌O157:H7バイオフィルムの不活性化

 

ステンレス鋼、ガラス、プラスチック、木製の表面上に形成された大腸菌O157:H7のバイオフィルムの二酸化塩素による不活性化についての実験で、細胞は他の素材と比較して高レベルで木製の物の表面に付着してバイオフィルムを形成するのが確認されました。様々な素材の表面上での大腸菌O157:H7の不活化においての次亜塩素酸ナトリウムと二酸化塩素(MMS)との比較では、二酸化塩素がより高い不活化能力を有するのが証明されました。次亜塩素酸ナトリウムと二酸化塩素の耐性は、木材>プラスチック>ガラス>ステンレスの順でした。大腸菌O157:H7のバイオフィルムが付着した木材の表面を二酸化塩素(200μg/ ml、10分)で処理したあとに水ですすぎ、さらに相対湿度43%、22℃で乾燥させた時、表面上の大腸菌O157:H7の数は乾燥後6時間以内にさらに減少しました。それと比較して、木質表面を水または次亜塩素酸ナトリウムで処理しあた後、同じ条件で乾燥させた場合、乾燥12時間後に病原体を比べた場合、二酸化塩素のそれと比べ、水と次亜塩素酸ナトリウムでは僅かな減少にとどまりました。二酸化塩素(MMS)は、次亜塩素酸ナトリウムよりも大腸菌O157:H7に対しての殺菌能力が高いということが、この実験からわかりました。

National Center for Biotechnology Information

Published on 03/31/2017, 23:22:01.
Last updated on 05/25/2020, 15:19:18.